社会人になる前(就活時)、および業種によっては社会人になったあとも何かと着ることの多い服装・スーツ。
実はなで肩と相性の悪い衣装であると言われています。
その理由については、
というようにふわっとした印象で語られることが多い。
でもなで肩からすると理由は明確!
今日は何故なで肩にスーツが似合わないのか、そしてスーツ着用時のなで肩はどうすればいいのか?について解説します。
なで肩にスーツが似合わない理由は襟!めっちゃ出るのは肩パット格差!
まずはなで肩にスーツが似合わない理由を見ていきましょう。
そもそもスーツは肩幅ある人用の服
これは割と明確で、結論から言うと「スーツが肩幅ある人ように作られている」から。
スーツって元々ヨーロッパ系の衣装で、19世紀イギリスで作られたものが現代のスーツの原型と言われています。
で、このときのスーツって外で使う用の防御力高め、めっちゃ肩幅のある構成だったようで、今でもその名残で肩幅が広めのほうが似合う感じになっています。
という歴史的背景は話半分として、まあ、欧米系の服はだいたいなで肩には辛いですね。
ワイシャツとブレザーの肩パット格差
あと他には「ワイシャツとブレザーの肩パット格差」というのもあります。
どういうことかというと、基本スーツの上着(ブレザー)には肩パットがちょっとだけ入っていてなで肩でもある程度カタチがちゃんとなるようになっています。
しかし、ワイシャツにはこれがない。
するとどうなるかというと、ワイシャツはそのままの角度で撫でて着て、上着は肩に型があるため横に引っ張られる。
結果、ワイシャツの襟だけがめっちゃ出るのである。
このなんかめっちゃワイシャツ出てる感!
・・・これがなで肩にスーツが似合わない理由なんです。
なで肩にスーツを似合わせるためのおすすめの方法
つまりここまでをまとめると、服の形状的に仕方がない、という話になるんですが、とはいえ諦めるにはまだ早いです。
なで肩でも何とかスーツを似合わせることはできます。
例えば、以下のような方法があります。
- ワイシャツの下に肩パットを入れる
- 上着を肩パット多めのものにする
- オーダースーツにする
それぞれ解説していきます。
ワイシャツの下に肩パットを入れる
まず一つ目の方法ですが、ワイシャツの下(あるいは上)に肩パットを入れることです。
これをすると、実質的になで肩じゃない人がワイシャツを着ているのと同じ状態に持って行けるため、なで肩特有のスーツ似合わない問題を解消できます。
肩パットはちょっとなー・・・という人はお手軽な方法としてベストを着るのもアリです。
上着を肩パット多めのものにする
続いては上着(ブレザー)を肩パット多めのものにすることです。
これも同様で、上着の下に隠れ肩パットがあることで、ワイシャツとブレザーの角度の差を埋めることが可能です。
オーダースーツにする
3つ目はオーダースーツにすることです。
これまでの2つの方法はなで肩をなで肩じゃなくすることで何とかいい感じにする方法でした。
一方でオーダースーツの場合は、上着をなで肩に適した形のシャープな奴にしたりといった、なで肩のままで似合わせる方法も可能。
より可能性が高いといえます。
なで肩スーツは相性が悪いが工夫で何とかなる
簡単でしたが、こんな感じがなで肩のスーツ似合わない問題の原因と対策でした。
あとは筋トレしてなで肩でなくすみたいなのもありです。
まあ、そんな感じで相性の悪いスーツを何とか似合わせていきましょう!
ではまた。良いなで肩ライフを!
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