なで肩を活かしたコーディネートの一つにビッグシルエットと呼ばれる手法があります。
ビッグシルエットというのは、敢えて大きめのサイズの服を着て、ゆるっとしたシルエットで抜け感を出すコーディネート術。
普通の人であると、このコーディネートのためにわざわざ大きめのシャツを購入したりしないといけませんが、なで肩だとナチュラルにドロップショルダーであるため、実現しやすいと言えます。
今日は、超なで肩である自分が、なで肩メンズのためのビッグシルエットコーディネート術を解説します。
なで肩がビッグシルエットに最適である理由!すでにドロップショルダーしている!
まずは何故なで肩がビッグシルエットに向いているのかという話をもう少し詳しく解説します。
冒頭でも述べましたが、ビッグシルエットのコーディネートは、「ちょっと大きめの服を着て抜け感を出す」というやり方です。
ポイントとしては、
- 肩の位置を通常より外側にしてダボっとした感じにする
- 抜けているけどだらしなくはない
といったところがポイントになります。
なので実は姿勢とか全体の清潔感的なのも大切で、服はダボっとしているけどそれ以外はちゃんとしているな・・・みたいなのがいい感じです。
つまりビッグシルエットの注意点は、だらしなくなりすぎないこと。
これは難しいんですが、なで肩がゆえに自然と肩が落ちている場合、だらしなくは見えないのでこの点もなで肩向きと言えます。
逆になで肩の場合、ビッグシルエットを狙いすぎると肩が落ちすぎてしまうので、ちょっと大きめ!くらいの感じにすると従来のなで肩と合わさっていい感じです。
なで肩メンズのビッグシルエットコーディネート術おすすめまとめ
では実際に、なで肩の人がビッグシルエットを実現するためのおすすめコーディネートの実例を紹介していきます。
パンチョ風
まずはメキシコの衣装「パンチョ」のような羽織る系の服でビッグシルエットを実現する方法です。
パンチョ系の衣装は女性の方が一般的ですが、メンズファッションにおいてもこのように実現することが可能となります。
これなら全体としてはかっちりしつつ、羽織っているだけのワイルド感で、いい感じにビッグシルエットですね。
羽織ったときに効果の出やすいブロックの大きめのチェック柄がおすすめ。
ボーダーTシャツ
続いてはTシャツを使ってビッグシルエットを実現する方法です。
これはボーダー柄のTシャツがおすすめ。
何故ボーダー柄なのか、というと、ボーダーには横に引き伸ばしたように見える視覚効果があるため。
これにより、実際にはジャストサイズでも少し肩を外したように見えるんです。
なで肩の場合、全体的にスリムに見えすぎてしまいやすいため、ボーダー柄(横縞々)を使うことで抜け感を出すことが可能となります。
※逆にストライプ(縦シマ)の場合、めっちゃ細く見える。
Tシャツ全般のコツでいうと首の部が細め(かっちりめ)のにするとなで肩の場合いい感じです。
こういうの↓
着物風
3つ目のスタイルは、元祖和風の着物系のビッグシルエットです。
こんな感じで、袖までダボっとしたテイストの服であれば、着物のようなテイストになるため、なで肩の得意分野に持ち込めます。
足元も袴風にまとめると全体の世界観が統一されてよりグッド!
終わりに!肩が落ちてるのでなく敢えて落とした風のビッグシルエットを目指そう!
こんな感じがメンズなで肩のビッグシルエット戦略でした。
目標としては、「なで肩だから肩が落ちている」と傍目に思われることなく、敢えて「ファッションの都合上なで肩っぽく見える」みたいな感じになるといい感じです。
その上で、見る人が見れば、「こいつ、なで肩を逆に活かしたコーディネートを実現しているな・・!」となるような感じになれば最高です。
なで肩は抜け感を出しやすいので、ぜひ目指していきましょう!
ではまた、良いなで肩ライフを!
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